ファイル名にはテキスト書式のフォーマットが使用できます。
例えばファイル名を File_$(number).$(format_extension)
として、連番の最小桁数を2、連番の開始番号を1とし、BMP 形式に変換すると、最初のファイルから順に
File_01.bmp
File_02.bmp
File_03.bmp
...
というように名前が付けられます。
ファイル名を $(basename).dat
として、以下の2つのファイルを変換すると、
Hoge.jpg
Piyo.Foo.png
以下のように名前が付けられます。
Hoge.dat
Piyo.Foo.dat
一括変換に特有の変数として、以下のような変数が利用できます。
変数名 | 内容 |
---|---|
number | 設定された連番を表す文字列です。文字列なので、整数と比較する場合などは $?(integer(number)==1) のように整数に変換する必要があります。 |
format_extension | 保存する形式の標準拡張子です。設定の [元のファイルの形式で保存する] がチェックされている場合、それを反映したものになります。 |
input_format | 読み込み元の画像ファイルの形式を表す文字列です。 |
output_format | 保存する形式を表す文字列です。設定の [元のファイルの形式で保存する] がチェックされている場合、それを反映した形式になります。 |
default_output_format | 保存するデフォルトの形式を表す文字列です。設定の [保存する形式] で選択されたものです。 |
画像の形式を表す文字列は、'JPEG' や 'PNG' などです。
正規表現を使用して、元のファイル名を参照することができます。
正規表現の仕様はこちらを参照してください。
ファイル名の指定に変数 regexp を指定するとマッチした全体、regexp1 を指定すると最初のサブマッチに置換されます。
2番目以降のサブマッチは regexp2 regexp3 ... のように指定します。
例えばファイル名を $(regexp1)Out_$(regexp2).png
として、正規表現に ([a-zA-Z]+)_([0-9]+)
を指定して以下のファイルを変換した場合、
Image_001.jpg
Image_002.jpg
Picture_001.jpg
以下のように名前が付けられます。
ImageOut_001.png
ImageOut_002.png
PictureOut_001.png