画像の拡大縮小では、補間関数として任意の式を指定して再サンプリングを行うことができます。
式はテキスト書式で指定します。
式の中で変数 x は距離を表し、その距離にある画素の重み付けの係数として、式が返した値が使用されます。
変数 N は設定の [範囲] で指定された値で、-N ≤ x ≤ N
となります。
以下に式の例をいくつか示します。
補間法 | 補間式の例 | 参照範囲(N) |
---|---|---|
Bilinear (線形補間) | $(1.0-abs(x)) | 1.0 |
Sinc | $(if(abs(x)<epsilon,1.0,~(#a=x*pi;sin(#a)/#a))) | 5.0(一例) |
Lanczos | $(#a=abs(x);if(#a<epsilon,1.0,~(#a=#a*pi;sin(#a)*sin(#a/N)*N/(#a*#a)))) | 3.0(一例) |
Bicubic (双三次補間) | $(#a=abs(x);if(#a<1.0,~(1.0-2.0*#a*#a+#a*#a*#a),~(4.0-8.0*#a+5.0*#a*#a-#a*#a*#a))) | 2.0 |